赤い糸
皆さんは「赤い糸(あかいいと)」という言葉をご存知でしょうか。
自分と運命の相手に結ばれている「赤い糸」。
二人の小指をつないでいると言われていますが、この伝説はどういう由来を持っているのでしょうか。
今回は「赤い糸」という言葉について詳しく解説します。
赤い糸の意味とは
赤い糸(あかいいと)とは「自分と結ばれる運命の相手の小指をつないでいるとされる糸」です。
自分と恋愛関係になり、生涯恋人あるいは夫婦としてともにいる相手、すなわち運命の相手。
そんな相手と自分の小指は赤い糸で結ばれているという伝説があります。
この糸を「運命の赤い糸」と呼び、主に恋愛に憧れる少年少女を中心に語り継がれています。
「運命の赤い糸」の由来は中国の伝承で、北宋の時代に編まれた奇譚集「太平広記」の中の逸話「定婚店」に登場するものが起源だとされています。
この話に出てくるのは「互いの小指に結ばれた赤い糸」ではなく、「互いの足首をつなぐ赤い糸、または縄」だったようです。
この話には、将来結ばれる男女の足首に「赤い糸(縄)」を結ぶ神が登場します。この神が月の下にいたことから「月下老人」と呼ばれています。
「赤い糸」の伝説は中国から東アジアに広く伝わり、日本にも伝承されました。
日本で小指に結ばれるとなったのは、遊女が約束を交わした客に小指を切って渡したという話がもとになったのではないかと思われます。
約束を交わすときにする「指切り」のおまじないも、同じ由来からきています。

赤い糸の使い方・例文
- 私と彼は運命の赤い糸で結ばれていると思う。
- 赤い糸という言葉は、恋愛ものの小説や歌のタイトルでよく使われている。