「斥候」とは?意味や使い方を解説します!

「斥候」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「斥候」について解説します。

目次

  1. 斥候
  2. 斥候の意味とは
  3. 斥候の使い方・例文

斥候

皆さんは「斥候」という言葉をご存知でしょうか。

戦記物や集団戦闘物といったジャンルの、古典やある種のゲームなどに触れなければ、ほとんど目にしない言葉でしょう。
「せっこう」という読み方を知ってもなお、ピンと来ないのではないでしょうか。

今回は「斥候」という言葉について詳しく解説します。

斥候の意味とは

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斥候とは「敵の動向や周囲の地形などを探る目的で差し向ける兵士」という意味です。
読み方は「せっこう」です。「うかみ」とも読むとしている文献もあります。

「大化の改新の詔」に出てきたのが初出とされており、かなり古い言葉のようです。

単独または少人数で敵陣をひそかに探り、情報をもって自陣に素早く戻ることを課せられた兵士が「斥候」です。
また、自陣周囲の警戒をする役割を担うこともあり、戦の初動を左右する重要な役割を持っています。

タワーディフェンスやサバイバルなどのジャンルのゲームでもよく使われる言葉で、ゲームによっては「斥候兵」という専用の役割を持ったユニットも存在します。
相手の陣営の様子を探り情報を持ち帰ることで、初動の作戦を決める重要なポジションを担っています。
素早く動ける、隠密性や偵察能力が高いなどの特性を持っていることが多いです。反面、パワーやスタミナなどの直接戦闘に関係するステータスは低い傾向にあります。

斥候の使い方・例文

  1. この兵士は小柄で素早いので、斥候部隊に所属してもらうことにする。
  2. 斥候兵を使いこなすには、敵の目を避けて進ませることが第一だ。

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