杜
「杜」という言葉の意味について解説します。
神社の御神木や、とざす、森など、複数の意味がある言葉です。
この機会に詳しく知っていきましょう。
杜の意味とは
杜という言葉の意味について解説します。
この「杜」という言葉には、異なる読み方があり、意味も複数あります。
まず「もり」と読む場合の意味は、大きく分けて4つあります。
まず、1つ目は「国訓において、神社の御神木や鎮守の森を意味する言葉。」となります。
使い方としては「杜を見ると心が洗われるような感覚になる。」といった表現があります。
次に2つ目は「屋敷林などの人工林や二次林。潜在自然植生を踏襲する場合もある。」という意味になります。
続いて3つ目は「宮城県仙台市の愛称。」という意味になります。
宮城県では「杜」一文字で仙台市を指す場合がありますが、一般的な愛称は「杜の都」です。
続いて4つ目は「森と同義」という意味になります。
使い方としては「杜の中でマイナスイオンを浴びる。」といった表現があります。
続いて、杜という字を「と」と読む場合の意味は、大きく分けて4つあります。
まず、1つ目は「漢語で天然林。山野に自生する落葉果樹。」という意味になります。
次に2つ目は「ふさがる。とざす。」となります。
続いて3つ目は「西周代に存在した国名。伯爵国。」という意味になります。
次に4つ目は「中国やベトナムなどで見られる漢姓のひとつ。」という意味になります。
最後に、「杜」は「やまなし」とも読みます。
意味はそのまま「やまなし」となります。
加えて、杜が入った言葉に「杜撰」があります。
杜撰(ずさん)とは「いい加減。粗雑。」という意味がある言葉です。
杜を使った文章・例文
- 杜の都仙台へ観光に行く。