レンダリング
皆さんは「レンダリング」という言葉をご存知でしょうか。
主にデジタル分野で使われる言葉であり、パソコンやタブレットなどで何かを作る際には必ずと言っていいほど関わってくるものです。
今回は「レンダリング」という言葉について詳しく解説します。

レンダリングの意味とは
レンダリングとは「コンピューター用語で、様々なデータをまとめて一つのファイルに書き出すこと」という意味です。
画像や映像、音楽などの編集作業で使われることが多い言葉です。
映像分野を例に挙げると、一つの映像を作るには元となる動画や画像、音楽や音声などが必要です。
それらの素材には切り貼りなどの編集を銜えたり、複数の種類を組み合わせたり、加工効果を入れたりといった処理が行われます。
さらに効果音やナレーション、字幕などを後から付け足したりもされます。
そうやって作られた映像のデータは、そのままの形では、まだ加工された部品の集合体でしかありません。
この集合体を一つの映像データとして統合する処理を「レンダリング」というのです。
他の分野でももちろん同じなのですが、具体的にどの機能を「レンダリング」と呼ぶのかは使用するソフトウェアによって異なる場合があります。
また、他の言葉で言い表されていることもあり、学ぶ際には注意が必要です。
レンダリングを使った文章・例
- 何か月もかけて作った映像作品のレンダリングがついに終わった。
- レンダリングした後のファイルはもう修正できないので、元となったデータも取っておいたほうがいい。