稀有
読み方の難しい言葉として「稀有」という漢字が存在します。
皆さんは「稀有な才能」という文章の読み方・意味が分かるでしょうか。
読み方・使い方ともに難しい言葉のため、なかなか使う機会がなく、意味や読み方を知っている人もあまり多くないです。
とくに若い世代の人には認知度が低いですが、世間では一般常識として使用されることもあります。
まだ読み方・意味を知らないという人は、この記事で覚えてしまいましょう。
今回は「稀有」について解説していきます。
稀有の意味とは
「稀有」とは「めったにないこと。とても珍しく、貴重なさま。不思議なこと。意外である」という意味です。
読み方は「けう」です。
よく「きゆう」や「きう」などと読まれますが、誤読のため使用には注意しましょう。
似た言葉として「希有」が存在しますが、「稀有」と「希有」は同じ言葉のため、違いや使いわけなどは存在しません。
つまり冒頭で記述した「稀有な才能」とは「滅多にない才能」や「不思議な才能」と訳すことができます。
また、「稀有」は英語では「rare(レア)」と訳すことができ、「稀有な才能」は「Rare ability」となります。
「rare」は非常に使用される頻度が高いため、合わせて覚えておきましょう。
稀有の類語
「稀有」の類語を紹介します。
- 類まれな
- 希少 などです。
稀有を使った文章・使い方
「稀有」を使用した例文を紹介します。
- 今回の出来事は稀有な例だ
- 稀有な鉱石が発掘される
- 稀有な動物だが、やはり絶滅危惧種に指定されてしまった