レゾンデートル
「レゾンデートル」という言葉について紹介します。
初めて目にする方もいるのではないでしょうか。それくらい一般的には聞き慣れないのが「レゾンデートル」という言葉だと思います。
実際に使う機会があるかわかりませんが、パっと目にした時にどんな言葉がイメージがつくように、どのような意味があって、どんな時にどのように使うのか例文をまじえて、また英語では何と言うのかなど整理して理解してみましょう。
レゾンデートルの意味
レゾンデートルとは、「存在価値」「存在理由」という意味を持つフランス語「raison d'etr」のカタカナ表記になります。
この言葉の持つ意味としては他者から認められた「存在価値、理由」ではなくあくまでも自分が求める「存在価値、理由」のことをさし、哲学の中で使われることが多いようです。
哲学用語として
主に哲学の実存主義というものの中で使われることが多いようです。
実存主義とは現実存在を縮めたもので「今現実に存在している人間(自分自身)の在り方」についての思想・哲学のことを指します。
一般社会でもレゾンデートルという言葉を使う対象として今現実にあるものに対して使われることが多いようです。
レゾンドールの英語
英語では
「reason of being」(存在理由)
「reason for living」(生きる理由・生きがい)
となりますが、英文としてそのままraison d'etrを使うこともあるようです。
レゾンデートルの使い方・例文
- 彼は自身のレゾンデートルに深く悩んでいる
- 我が社は社会におけるレゾンデートルを確立させる必要がある。
- ネットの発達でテレビ局のレゾンデートルが揺らいでいる。
- その政策のレゾンデートルは何なのか
- このプロジェクトのレゾンデートルはどこにあるのか