後の祭り
「後の祭り(あとのまつり)」という言葉の意味と後の祭りを使った文章について解説します。
文字の意味だけでなんとなく理解ができることわざですが、この機会にしっかり意味を確認しましょう。

後の祭りの意味とは
後の祭りの意味は「手遅れや機会を逃して後悔すること」を表します。
後の祭りの類語
- 覆水盆に返らず
- 手遅れ
後の祭りの由来
後の祭りの由来として挙げられるのは2説あるとされています。それぞれ紹介します。
お祭り説
京都の祇園祭は7月1日から1ヶ月にわたる祭りで、山鉾(やまぼこ)と呼ばれる豪華な山車(だし)が出て賑わっている前祭(さきのまつり)とその後の少し盛り上がりのかける後祭(あとのまつり)がある。その後祭が由来という説。
また、祭りで使われた山車が祭りの後にはなんの役にも立たないことが由来という説もあります。
葬式説
葬式や法事など、亡くなった後に盛大な儀式をしても仕方がないことが由来という説があります。
後の祭りの使い方・文章
- もっと勉強しておけばよかったと言うが、そんなのはもう後の祭りだ。
- 朝出る前に天気予報を確認しておけばよかったが、もう後の祭りである。