ディスカッション
「ここでディスカッションをしても意味がない」「ディスカッションは日本人にとって苦手な分野です」といった表現をお聞きしたことがおありだと思います。
よく聞かれるカタカナ語ですが、意味ははっきりとしていないのが現状です。
さらに、英語の「Discussion」とは意味は異なるのでしょうか?
また、よく聞かれるディベートとも意味は違うのでしょうか?
正確な理解を得ましょう。
ディスカッションの意味とは
ディスカッションとは、日本語で言う「討論」あるいは「討議」という意味合いがあります。
そして、この表現にはさらに含みがあって情報の交換や共有、またアイデアの出し合い、さらには一つの問題を解決するために協議するといった意味があります。
ここで、この討議の表現が英語由来のディスカッションとなっているのは基本的に日本人は問題を解決する時にグループで話し合う考え方が比較的薄い背景があります。
この討議の形には、グループディスカッション、ディベートなど様々です。
では、ディベートとディスカッションにはどのような違いがあるのでしょうか?
ディスカッションは話し合いという本人のアイデアを主張することが主体ですが、ディベートはただ論理的思考を鍛える授業の一環として2つのグループに分けて賛否を協議するという意味もあります。
グループディスカッションは面接にて、小さなグループで討議が行われ、表現力、協議の仕方、協力の態度など討議の様子を見て面接官が判断するというものです。
また、小さなグループで一つのテーマで話し合うという意味合いもあります。
ディスカッションの類語・英語
ディスカッションの類語
- 議論
- 話し合い
- 協議
英語では、どのように表現され、どのような意味があるのか?
「Discussion」意味は弁論、吟味、討議、討論。
このようにカタカナ語のディスカッションと意味が非常に近いことが分かります。
ディスカッションを使った文章・例文
- 今からディスカッションをしましょう。
- ディスカッションをすることで問題の解決策が見つかるかもしれません。
- 日本人はディスカッションをしてもなかなか意見を言ってくれない。