「一寸の虫にも五分の魂」とは?意味や対義語を解説!

「一寸の虫にも五分の魂」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「一寸の虫にも五分の魂」の意味や使い方、類語や例文などを紹介します。

目次

  1. 一寸の虫にも五分の魂
  2. 一寸の虫にも五分の魂の意味とは
  3. 一寸の虫にも五分の魂の類語・英語
  4. 一寸の虫にも五分の魂を使った文章・例文

一寸の虫にも五分の魂

一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)」という言葉の意味をご存知でしょうか。

他人に向けて使うと失礼に当たるうえ、そもそも使われる場面そのものが少ないため、この機会に意味を理解しておきましょう。

一寸の虫にも五分の魂の意味とは

一寸の虫にも五分の魂とは、「どんなに小さいものにでも意地や根性を持っている」という意味になります。

わずか一寸(3㎝)の虫でも五分(1.5㎝)は魂が詰まっているものだから、ただの小さい生き物と思って侮ってはいけないという意味で使われることわざです。虫に対する不用意な殺生や、立場的に弱い人をバカにしてはいけないという戒めが込められています。

また自分自身に奮起を促す言葉としても用いられます。自らの実力不足を認めたうえで、弱いなりに根性を見せてやるという意味のスローガンとして使われる場合も多いようです。

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一寸の虫にも五分の魂の類語・英語

似ている意味の言葉には「瘦せ腕にも骨」が挙げられます。か細いに見えても、その下には硬い骨があるものだという意味です。同様の「〇〇にも〇」という形の類義語は多く、とにかく見た目で判断してはいけないという戒めが込められています。

英語表現では「Even a worm will turn(ミミズでさえ立ち向かってくる)」などの表現がされます。

一寸の虫にも五分の魂を使った文章・例文

〈例文〉

  1. 子どもが羽虫を潰しているだけとはいえ、親として一寸の虫にも五分の魂と教えるべきか迷った。
  2. 厳しいことで有名な野球部に入ったが、どうやら新入部員の中では自分が一番下手だ。しかし一寸の虫にも五分の魂で、意地と根性で絶対に生き残ってみせる。

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