バレンタインデー
ホワイトデーとともに知らない方はいないと思われるほど日本に定着した「バレンタインデー」について解説します。
2月14日なのか2月24日なのかと日付を勘違いすることはあっても、チョコを渡し思いを伝えるイベント記念日だということは皆さんしっかり把握していると思います。
ですが、元々はどんな日で、なぜチョコを渡すのかなどをご存知の方は多くないかもしれません。
ここでは由来なども紹介しますのでぜひご覧になってください。
バレンタインデーの意味とは
現在、日本でのバレンタインデーとは「2月14日にチョコなどと一緒に想いを伝えるイベント記念日」といった意味になっています。
そのお返しをする日として、3月14日にキャンディーなどのお菓子を贈る「ホワイトデー」とセットで語られることが多いです。
バレンタインデーにチョコを贈るイベントが始まった当初は、女性から男性に愛の贈り物としてチョコを渡す意味合いが強かったようです。
しかし、現代では女性の友達同士で交換したり、お世話になっている人への感謝として渡したりと、時代とともに色々な形に変わっています。
また、送るものもチョコに限らず好きなお菓子やケーキなどのスイーツと、様々あるようです。
バレンタインデーの由来
<本来のバレンタインデーの由来>
3世紀当時のローマ帝国皇帝であるクラウディウス2世は兵の士気が下がると言う理由で、兵たちの婚姻を禁止したと言われています。
しかし、同じく当時キリスト教の司祭だったバレンタインはそんな兵たちを不憫に思い、密かに結婚させていましたが、やがて皇帝の知るところとなり最終的に処刑されてしまいました。
その日が2月14日で、もともとローマでその日は女神・ユーノーの祝日でした。
2月15日からはルペルカリア祭の始まる日なのですが、前日である14日に娘たちが桶に名前を記入した紙を入れ、それを男たちが一枚引き、引いた男とその札の娘は祭りの間パートナーとして過ごすと定められていました。
当時はそのパートナーで結婚することが多かったこともあり、上記2つのことが重なったことで「恋人たちの日」とされるようになったと言われています。
このように日付がはっきりした話が伝わっていることからも2月24日ではなく、2月14日とはっきり決まっているようです。