インフェルノ
「インフェルノ」というカタカナ言葉を聞いたことがあるでしょうか?
あまり日常会話などで登場する機会は少ないですが、映画や本のタイトルなどで使われているのを目にしたことがある方もいると思います。
今回はこのインフェルノの意味や類語、使い方などについてご紹介します。
インフェルノとは
インフェルノとは英語の【inferno】をカタカナ読みしたものです。
もとの英単語のinfernoは「地獄のような場所/光景」「焦熱地獄、煉獄」「大火」「苦悩の混乱の場所」という意味があります。地獄をよりフォーマルな言葉で表すときに使います。
ちなみに、煉獄(レンゴクと読みます)とは、カトリックの用語です。カトリックの洗礼を受けている人がこの世で罪を犯した場合、その死んだ人の魂が天国へ行くために苦しみを受け、罪を償う場所だとされています。
大火という意味では、ただの火事をインフェルノと呼ぶわけではなく、大火事などでごうごうと建物が燃えていて、まるで地獄のような光景であるということを表現するのにこの言葉が使われます。
またこの言葉は、よく映画などの作品のタイトルに使われます。20016年に公開されたロン・ハワード監督の映画「インフェルノ」はまだ記憶に新しいですね。
インフェルノの類語
インフェルノの類語として
- 地獄:hell
- 煉獄:purgatory
- 奈落
インフェルノの使い方・例文
1.海上で船舶の衝突事故があり、燃料を輸送中であった船はインフェルノと化した。
2.この世で罪を犯した者はインフェルノへと落とされる。