シリアル
「シリアル」という言葉について解説します。
このシリアルと言う言葉、人によって何を想像するのか違うのではないでしょうか?
朝食などで食べる「シリアル」を想像した方、シリアルナンバー、シリアルキラーなどの「シリアル」を想像した方色々いらっしゃると思います。
同じ言葉ですが、実は全く違う英語をもとにしているカタカナ語なので、どう違うのかを整理しながら意味を理解してみましょう。
シリアルの意味とは
カタカナで書くと同じ「シリアル」なので分かりにくいので、ここではそれぞれ英語で分けてご説明します。
serial (シリアル)
serial(シリアル)の意味は「連続した」「ひと続きの」「通しの」となります。
シリアルナンバーは「通し番号」「連番」という意味になりますし、シリアルキラーだと「連続殺人犯」という意味になります。
製品につける通し番号のことを製造番号とも言いますが、この場合も同じく通し番号=シリアルナンバーということで、製造番号=シリアルナンバーと言います。
cereal (シリアル)
cereal(シリアル)の意味は「穀物」となります。
ラテン語で「豊穣の女神セレス(ceres)の」を意味することが語源と言われています。
日本では、穀物を加工してそのまま食べられるようになっているシリアル食品のことを略して「シリアル」と日常的に使われているので、穀物そのものをシリアルと呼ぶことはほぼありません。
シリアルの使い方・例文
- 時計に刻まれていたシリアルナンバーのおかげで盗品だと分かった
- 朝は胃にもたれないシリアルがちょうどいい
- 世間を恐怖に陥れたシリアルキラーが逮捕された