チェイサー
「チェイサー」という言葉をご存知でしょうか?
ウィスキーやバーボンなど、アルコール度数の高いお酒と一緒に飲むお水、というイメージのあるこの言葉。
その正確な意味を知っている方は少ないのではないでしょうか。
今回は、「チェイサー」について解説します。
チェイサーの意味とは
「チェイサー」とは、英語で「chaser」、追撃者・追っ手という意味の外来語です。
「追撃者」という意味から、「強いお酒の後を追うように飲む水」のことも「チェイサー」と呼ぶようになりました。
チェイサーは、強いお酒を飲んだ後の口直しとして飲むことが多いですが、実は、胃に負担をかけないという重要な役割もあります。
「チェイサー」イコール「水」というわけではありません。
水以外にも、ソフトドリンクや炭酸飲料、アルコール度数の低いお酒などもチェイサーとして飲むようです。国によっては、テキーラのチェイサーとしてビールを飲むこともあるとか。
バーで、「チェイサーをください」というとお水が出てくることがほとんどですが、
「チェイサーとしてビールください」というとツウっぽいかもしれませんよ。
ちなみに、「chaser」を「強いお酒の後に飲む水(水以外でも可)」という使い方をするのは、アメリカ英語で、イギリス英語では、「弱い酒の後に飲む強い酒」と真反対の意味になるそうなので、イギリスでchaserを注文するときは注意してください。口直しに何か飲みたいときは、そのまま飲みたい飲み物の名前を言うのがベターかもしれませんね。
トヨタ「チェイサー」
トヨタ自動車が、1977年から2001年まで生産していた乗用車の名前です。
マークⅡの姉妹車で、高級感のあるスポーツセダンとして当時人気がありました。
生産終了しましたが、今でもファンは多く、中古車市場でも人気の車です。

チェイサーの使い方・例文
1.ファミレスで、「お冷ください」じゃなく
「チェイサーください」って言うの恥ずかしいからやめてほしい。
2.チェイサーが純正エアロ付きでこの値段なら買いかもね。