「スクラム」とは?意味や使い方を解説!

「スクラム」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「スクラム」について解説します。

目次

  1. スクラム
  2. スクラムの意味とは
  3. スクラムの使い方・例文

スクラム

「スクラム」という言葉をご存知でしょうか?
ラグビー用語だということは知っていても、意味を知っている方は少ないのではないでしょうか。
また、最近ではビジネスシーンで「スクラム開発」という言葉が聞かれるようになりました。
今回は、そんな「スクラム」について解説します。

スクラムの意味とは

「スクラム」とは、ラグビーでのセットプレーのひとつ
反則後や、選手の密集陣形からボールが出ないときなどに、いったん試合が止まった場合、スクラムから試合が再開されます。各チーム8人ずつの選手がスクラムを組みます。

スクラムは、英語で「scrum」、「 scrummage(スクラメージ)」の短縮形です。スクラメージの語源は「小競り合い」で、今でもアメリカンフットボールで使われている用語です。

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「スクラム開発」とは

「スクラム開発」とは、上記のスクラムを由来としたソフトウェア開発の方法のひとつです。スクラムを組むようにチームワークを重視した開発手法となります。

ソフトウェア開発の方法は、従来からウォーターフォール型開発という手法が採られていましたが、その方法だと開発に時間がかかるというデメリットがありました。そこで、2000年代からアジャイル開発という手法が広く知られるようになり、そのアジャイル開発の方法論のひとつとしてスクラム開発があります。

そもそもアジャイルとは、英語で「素早い、機敏な」という意味で、短期間に設計から試作、試験結果のフィードバックという工程を繰り返すことで、プロジェクトの軌道修正を行うことができるというメリットがあります。

スクラム開発では、10名までの少人数で開発チームを組み、その中で責任者としてプロダクトオーナーとスクラムマスターの2つの役割があります。プロダクトオーナーとは、そのプロジェクトのスケジュールや予算を管理する役割を担っており、スクラムマスターは、チームが円滑に開発を進めることができるようにする役割を担っています。
 

スクラムの使い方・例文

1.ラグビーにおいてスクラムは、試合を有利に運ぶために重要なプレーのひとつだ。
2.スクラム開発で重要なことのひとつは、コミュニケーション能力である。
3.がっちりスクラムを組んで、この計画を成功させよう。

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