スタック
皆さんは「スタック」という言葉をご存知でしょうか。
IT用語やゲーム用語など、いろいろな場所で使われる言葉です。
今回は「スタック」という言葉について詳しく解説します。

スタックの意味とは
スタックとは、以下の意味を持つ言葉です。
- IT用語で、後に入れたものほど先に取り出せる仕組みのデータ構造のこと
- ゲーム用語で、同じアイテムを複数個まとめて保有できる単位
IT用語において「スタック」がこのようなデータ構造の名前として使われている理由は、積み上げた本を手に取ることを想像すると分かりやすいです。
本を積み上げると最初に置いた本は一番下になり、後から積んだ本ほど上に乗せられます。その状態で一番上の本を手に取れば、一番最後に置いた本を取ることになります。
このように、入れた順番とは逆に出てくる仕組みを「スタック」と呼びます。
ゲーム用語の「スタック」は、同じアイテムを多数所持する場合に、一つの枠にいくつまで持てるかということの設定です。
たとえば「1スタック30個」と定められている場合は、一つの枠に30個までのアイテムをまとめることができます。31個目以降のアイテムは別の新たな枠に入る場合と、それ以上手に入れることができない場合があります。
スタックの使い方・例文
- 何かを制作するソフトでよく使われる「元に戻す」「やり直す」といったコマンドには、履歴のスタック構造が使われている。
- ゲームでアイテムを集めていたらスタックの限界数を超えていて、新たに所持することができなくなっていた。