感極まる
「感極まる」という言葉について解説します。
おそらく皆さんがこの言葉を使う場合は、「感極まって涙する」のように「感極まって」という言い回しになることが多いかと思います。
そんな「感極まる」という言葉ですが、この言葉の意味や使い方をしっかりと把握し、整理できているでしょうか?
悲しい、悔しいといった否定的な感情や、悪い意味で用いると誤用になりかねない言葉なので、一度ご覧になってみてください。

感極まるの意味とは
感極まるとは「ひどく感動する。感激する」という意味の言葉になっています。
極まるは「ギリギリまで達する・限度がくる」という意味なので、感動が限界に達するとなります。
なので、悲しい・悔しいという負の感情や悪い意味において「感極まる」という言葉は使わないので、注意しましょう。
ポジティブな意味で「感極まって泣く」という使い方はしても、悔しさが限界を超えて「感極まって泣く」とは使わないので気をつけてください。
感極まるの類語
感極まるの類語や言い換えを紹介していきます。
類語を知ることで誤用を防いだり、意味を把握する上で役に立ててみてください。
- 万感胸に迫る
- 胸がいっぱいになる
- 魂が揺さぶられる
- 感無量になる
感極まるの使い方・例文
- 試合後のインタビュー中に感極まった彼は、言葉を絞り出すように答えた。
- ラストコンサートに来たファンの中には、ライブが始まる前から感極まっている人がちらほらいた。
- その試合に興奮を覚えたものの、感極まるほどではなかった。