デカフェ
みなさん「デカフェ」という言葉をご存知でしょうか?
コーヒー好きの方であればスタバやタリーズでデカフェを頼んでいる人を見かけたり、テレビや雑誌で見かけるようになったり、コンビニにデカフェと名前の付いた商品が陳列されていたりと最近「デカフェ」という言葉を目にする機会は増えているかと思います。
そんなデカフェの意味について今回解説していきます。あわせて「カフェインレス」と「デカフェ」の違いについてもご紹介します。

デカフェの意味とは?
デカフェ(Decaf, Decaffeinated coffee)の意味はカフェインが入っているコーヒーからカフェインを取り除いたものを意味します。
デカフェの定義でいうと、カフェインの除去率の基準は日本では特に定まっていません。
デカフェとカフェインレスの違い
デカフェと似た言葉に「カフェインレス」という言葉があります。両者の意味は混同されやすいので、解説しておきます。
デカフェ
元々カフェインが入っているものからカフェインを除去したもの。ヨーロッパではデカフェの定義でコーヒー豆に対するカフェイン含有量の一定の基準が存在します。(日本にはない)
カフェインレス
カフェインレスは、カフェイン含有率が0ではないが、限りなく0に近いもののことを意味します。
上記のように「デカフェ」と「カフェインレス」はともにカフェインが少ない(限りなく0に近い)という意味では同じですが、厳密な意味となると少し異なります。
なぜデカフェを頼む?
デカフェのコーヒーはなぜ頼む人がいるのでしょうか。
例えば
- コーヒーは好きなんだけど、妊娠中でカフェインの摂取を控えている方
- なんとなく健康に良いって聞いて・・
- 美容に良いと考えていてデカフェを頼んでいる方
- コーヒーやカフェインの摂取量を考えてデカフェを頼んでいる方

カフェインってどうやって除去するの?
さてではデカフェがカフェインを除去したものという事を見てきましたが、実際はどうやってカフェインをぬくのでしょうか。
その方法は大きく分けて3種類あります。
- 薬品を使いカフェインを除去する
- 水と薬品を使ってカフェインを除去する
- 二酸化炭素を使ってカフェインを除去する
デカフェの味は?
デカフェのカフェインの除去方法を3種類紹介しましたが、従来の薬品を使う方法だと「味・風味を損なわれた・・」という声が多くありました。
最近の二酸化炭素を使ったデカフェの作り方であれば、ほとんど味・風味を損なうことなくデカフェを作ることが可能です。つまりデカフェの作り方も進化しているということになります。
久々にスタバへ。いつもは普通のアイスコーヒーを頼むんだけど、今日はディカフェにしてみた。
— aya (@ayaayaya91) November 13, 2017
ディカフェ、カフェインレスのコーヒーって味薄くて不味いんだけど…これは美味い✨今度からこれにしよう!ディカフェハウスブレンドって言ってたかな。 pic.twitter.com/HkdkXwMgzr
デカフェの効果は?
さて、ではデカフェは通常のコーヒーと比べるとどのような効果があるのでしょうか?
コーヒーをデカフェにする(カフェイン摂取を控える)ことで次のような効果が期待できます。
- 睡眠の質の向上
- イライラすることが減る
- 胃もたれ改善
- 冷え性の改善
またやはりデカフェのメリットはカフェイン過剰摂取のデメリットをいくらか回避しつつ、コーヒーのリラックス効果を享受できる点です。