アウトオブ眼中
「アウトオブ眼中」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
結果オーライやピット飲食、ワンオペ育児など、カタカタ英語と日本語を合わせた言葉で、1980年代後半から1990年代前半頃まで広く使われていた言葉ですが、2000年以降は死後と化し、知っている人があえて使う場合以外は用いられなくなってしまいました。
ここではそんな「アウトオブ眼中」について詳しくご紹介していきます。

アウトオブ眼中の意味とは
アウトオブ眼中とは、そのまま「眼中にない」という意味になります。
眼中とは注目のことを指し、注目の外にある意味の「外にある」という部分だけをあえて英語にしただけの言葉で、結果オーライのような表現と同様に、眼中にないという元の意味からは全く変わっていません。
1980年代後半から1990年代まで、若者だけでなく大人まで幅広く使われた言葉で、漫画の中にも登場するほど流行しましたが、2000年以降は死語と化してしまいました。
同時期に流行った言葉には「チョベリバ」や「マブイ」などがあります。ただ、これらもアウトオブ眼中と同様に2000年代以降にはほとんど使用されることはなく、死語の仲間入りをしています。
アウトオブ眼中の使い方・例文
- 試合前のアップからすでにエラーを連発している野球部なんてアウトオブ眼中だ。
- 話を振ってもそっけない対応ばかりで、どうやら彼女にとって自分は完全にアウトオブ眼中のようだ。
- 恥ずかしげもなくアウトオブ眼中と言ってのけるあたり、上司の中では未だに死後と化していないようだ。