フリーター
「フリーター」という言葉をご存知でしょうか?
1990年代ごろから使われ始めた比較的新しい言葉ですが、最近ではすっかり巷に定着してきた感がありますね。
今回は「フリーター」について解説します。
フリーターの意味とは
「フリーター」とは、定職に就かずパートやアルバイトで生計を立てている学生でない若者のことです。「フリー(ランス)・アルバイター」の略。定職とは、正社員として働くこと。
1991年に厚生労働省が、フリーターを以下のように定義しました。
【15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち、 以下の者の合計。】
1 雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
2 完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
3 非労働力人口で、家事も通学もしていない「その他」の者のうち、 就業内定しておらず、
希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
フリーターの語源
フリーターの語源は、1987年にリクルート社のアルバイト情報誌『フロムエー』の編集長が初めて使ったといわれています。
最近では、定職につけないのではなく、自ら率先してフリーターになる人のことを指して、「プロフリーター(プロフェッショナルなフリーター)」なる造語もでてきています。
フリーターとニートの違い
フリーターもニートも学生でないことは共通していますが、フリーターは働いているか、働く意思がある人のことです。ニートは、就業可能であるのに関わらず働く意思のない人のことを指します。

フリーターを使った文章・例文
1.いつまでもフリーターなんてやってないで、ちゃんと就職した方がいいよ。
2.総務省による労働力調査では、2017年のフリーター人口は152万人となっている。