スワップ
「スワップ」という言葉をご存知でしょうか?
経済ニュースなどで耳にすることが多い言葉です。投資をされる方ならよくご存知かもしれませんね。
しかし、耳慣れない方も多いと思います。そんな方に、今回は「スワップ」について解説します。
スワップの意味とは
「スワップ」とは、英語で「swap・交換する、取り替える」という意味の外来語です。
主にFX(外国為替取引)用語として扱われています。
スワップ金利とは
FXでは、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うと、金利差の差額を受け取ることができます。これをスワップ金利と呼びます。
いろいろなスワップ取引
スワップ取引(swap transaction)とは、デリバティブ(金融派生商品)のひとつで、現在価値が等価のキャッシュフローを交換する取引の総称です。
・金利スワップ
同じ通貨の異なる金利を、当事者間で交換する取引です。
特に、固定金利と変動金利を取り替える取引が多くあります。
・通貨スワップ
カレンシースワップとも呼ばれ、異なった通貨間での、
将来の金利と元本を交換する取引のことです。
国家間で行われる「通貨スワップ協定」とは違うので注意が必要です。
・クーポンスワップ
異なる通貨の、金利部分だけを交換する通貨スワップの一種。
・エクイティ・スワップ
取引の片方、あるいは両方をエクイティ(株式資産)で受払する取引のこと。
・コモディティー・スワップ
商品スワップとも呼ばれ、商品価格と金利等を交換する取引のことです。

スワップを使った文章・例文
1.スワップ金利は、うまく運用すると定期的な収入が見込める。
2.通貨スワップ協定とは、中央銀行間の協定で、日本は
アメリカ・EU・イギリス・スイス・カナダ・オーストラリアと協定を締結している。