ガラクタ
「ガラクタ(我楽多、瓦落多、瓦落苦多)」という言葉の意味や語源、使い方について解説します。
この「ガラクタ」という言葉は、江戸時代から使われていました。
また、似た言葉に「ポンコツ」があります。
今回は、この「ポンコツ」についても合わせて解説するので、「ガラクタ」という言葉について詳しく知っていきましょう。

ガラクタの意味とは
ガラクタとは「使い道がなく、役に立たないものを指す言葉。値段が付かないような雑多な品物や、道具など。」という意味になります。
このガラクタという言葉は、漢字表記が複数あり、「我楽多」「瓦落多」「瓦落苦多」とも書きます。
語源は、ガラクタの「ガラ」はガラガラと物同士が触れる際の音を表しており、「クタ」は、ゴミという意味の「あくた」の略であるか、「朽ち」が訛った表現とされています。
漢字での表記はどれも当て字であり、江戸時代には粗悪品を指す言葉として以外にも人のことを嘲るような意味合いで使われることもあったそうです。
また、ガラクタと似た言葉に「ポンコツ」があります。
ポンコツとは、「自動車の解体。壊れかけの自動車。老朽化したり破損したりして役に立たなくなったもの。」という意味を持ちます。
ガラクタの使い方・例文
- あなたにとってガラクタでも彼にとって立派な宝物なのだ。
- 骨董品の収集が趣味の祖父は、いつも祖母からガラクタばかり買うなと怒られている。
- 近所の使い道がわからないものばかり置いているリサイクルショップは、通称ガラクタ屋と呼ばれている。