ざっくばらん
「ざっくばらん」という言葉は、人柄を評する時などに使われることがありますね。
いい意味で使われる機会が多い言葉でもあります。
「ざっくばらん」はよく聞く言葉ながら、その語源などは意外と知られていないかもしれません。なじみのある言葉なので正しく知って使いたいところですね。
この記事では「ざっくばらん」の意味や使い方、言い換えなどを解説します。

ざっくばらんの意味とは
「ざっくばらん」の意味は「遠慮がなくて率直な様子」「もったいぶったところや気取ったところのない様子」です。
「ざっくばらんな人柄」などと使って、人のことを評する時に使うことがあります。隠し事をせずに素直に人と接する人に対して使うので大抵はいい意味で使われます。
「ざっくばらん」は、心を「ざっくり」割ることで「ばらり」と明かすという、2つの擬態語が結びついてできたとされています。「ざっくり」と「ばらり」の音が変化して「ざっくばらん」になりました。
「ざっくばらん」を言い換える時には「開けっ広げ」などの言葉が使えます。この言葉も隠し事をせずに率直な様子を表しています。
ざっくばらんの使い方・例文
- 私は外面が良くて、内心何を考えているのかわからない人が苦手だ。みんながざっくばらんに生きてくれたらとても助かるのだが。
- 彼はざっくばらんな人柄で愛されていたが、病気には勝てずに早逝してしまった。
- 今日はキックオフミーティングなので、難しいことは考えずに今思っていることをざっくばらんに話してみよう。