バイタリティ
「バイタリティ(vitality)」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
医療ドラマなどで「バイタル安定」という言葉が出てきたときに、具体的に何のことを指して言っているのか分からずに困惑した経験があるという方は多いのではないでしょうか。心拍数のことなのか、血圧のことなのか、脳波のことなのかと、ドラマの中で語られることはほとんどないため、ここでしっかりと理解しておきましょう。
ここではそんな「バイタリティ」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。
バイタリティの意味とは
バイタリティ(vitality)とは、「生命力」や「活力」という意味になります。
医療用語としては心臓が動いている・呼吸をしている・意識がある・血圧が保たれているなどの状態をバイタル(生きている)サインと呼び、生命活動に必要なもの全般をバイタリティとなります。
そこから転じて、活気があることや、生命力がみなぎっていることを指す言葉としても用いられており、医療の現場以外でも幅広く使われています。
スポーツなどでもハッスルプレーをすることや、そうしたプレーが多い選手に対して「バイタリティ溢れる」という表現がされます。
バイタリティを使った文章・例文
- 祖母は寝息がかなり小さい上に寝相もとてつもなく良いため、バイタリティが感じられず、死んでるんじゃないかといつもドキっとさせられる。
- 入部当初は空回りすることが多かった彼のバイタリティは、今やチームの勝利に必要不可欠なものとなった。
- 普段から選手たちにバイタリティを求める監督だが、むしろいつも眠そうな顔をしている監督の方に活力が足りないように思える。