天王山の戦い
「天王山の戦い(てんのうざんのたたかい)」という言葉はスポーツ中継などで聞く機会が多い言葉ですね。受験でも夏を「天王山」と表現することがあるなど、使われ方のバリエーションも豊富です。
「天王山の戦い」はよく使われる表現ながら、その語源や正確な使われ方は意外に知られていません。この機会に正しく理解しておいてくださいね。
この記事では「天王山の戦い」の意味や使い方などを解説します。
天王山の戦いの意味とは
「天王山の戦い」とは「結果の分かれ目になる大事な戦い」のことです。元々は、織田信長を殺した明智光秀を羽柴秀吉が倒した山崎の合戦を由来にしています。
この戦いでは、京都と大阪の境にある実在の山「天王山」を制した秀吉が戦いに勝ったことから、「勝敗の分け目」という意味で天王山が使われるようになりました。
なお、この戦いは実際には淀川が重要な意味を持ち、天王山はそれほどでもなかったようですが、「勝敗の分け目は天王山にあった」という話が流布したので現在の使われ方になりました。
Jリーグなどでは、降格を決める試合を裏天王山などと呼ぶこともあります。
天王山の戦いの使い方・例文
- 受験生にとって夏が天王山の戦いだ。ここで頑張れるかどうかで春に笑うか泣くかが決まると言っても過言ではないだろう。
- 今シーズンのJリーグは下位3チームによる降格争いがとても熾烈だった。来月の最終戦前には裏天王山を迎えることになるだろう。
- 天王山の戦いを制したチームが来季のリーグを引っ張っていくことになるのは間違いない。