「事実は小説より奇なり」とは?意味や使い方を解説!

「事実は小説より奇なり」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「事実は小説より奇なり」について解説します。

目次

  1. 事実は小説より奇なり
  2. 事実は小説より奇なりの意味とは
  3. 事実は小説より奇なりを使った文章・例文

事実は小説より奇なり

事実は小説より奇なり」という言葉をご存知でしょうか?
なんだか難しい言い回しですが、アッと驚く真相などを知った時に思わず口にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
この言葉、実は意外な語源があるのです。
というわけで今回は「事実は小説より奇なり」について解説します。
 

事実は小説より奇なりの意味とは

「事実は小説より奇なり」とは、「実際に現実で起こる出来事は、空想で描かれた小説よりももっと不思議で面白いものである」という意味の慣用表現です。

「奇」とは、珍しいこと・不思議なことという意味。言い回しが古風なので、日本のことわざのように思いがちですが、実は出典は、イギリスの詩人・バイロンの長編叙事詩『ドン・ジュアン』の一節なのです。
バイロンの原文では「It is strange,-but true; for truth is always strange;Stranger than ficton:(訳:それは奇妙だ、しかし真実だ。真実はいつも奇妙だ、空想よりももっと奇妙だ)」となっています。

また、『トム・ソーヤーの冒険』で有名なアメリカの作家、マーク・トウェインも「Truth is stranger than fiction」という言葉を残しています。

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事実は小説より奇なりを使った文章・例文

1.その体験は、まさに「事実は小説より奇なり」を体現するような不思議な出来事だった。
2.事実は小説より奇なり、下手なフィクションより克明なドキュメンタリーの方が胸に迫るものだ。

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