セットアッパー
野球の試合中継を見ていると解説の人などが「セットアッパー」という言葉を耳にするかと思います。
野球に詳しい方はセットアッパーについて理解していると思いますが、しかし「セットアッパー」という言葉は野球に詳しくない人にはピンとこない言葉かと思います。
この記事では、そんな「セットアッパー」について解説していきます。
セットアッパーとは
セットアッパーとは「先発投手と抑えの投手の間を継なぐ投手のこと」を表します。
主に勝っている状態や同点の状態で登板し、後ろに控える抑えの投手(クローザー)につなげる役割を担っています。
中継ぎやリリーフと呼ばれることも多いが、中継ぎは先発投手と抑えの投手以外の投手ことを表すので、セットアッパーは中継ぎの役割の1つです。
英語の「setup」という「組み立てる・準備する」などの意味を持つ言葉が語源と言われています。
セットアッパーなど中継ぎを評価する指標として、「ホールド」というものがあります。
先発投手でも勝ち投手でも負け投手でも抑え投手でもない選手が、勝っている場面でピンチを抑えたりして条件を満たすとホールドポイントが与えられます。
1シーズンを通して最もホールドを取った選手はシーズン終了後に「最優秀中継ぎ投手賞」が送られます。

セットアッパーの使い方・例文
- 8回にマウンドにあがったセットアッパーがまさかの逆転を許してしまい、負けてしまった。
- セットアッパーの彼が出てきたので勝ちパターンの継投でこのまま逃げ切るつもりだろう。