身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉は「自分の命を犠牲にする覚悟があって初めて窮地を脱することができる。」という意味を持ちますが、皆さんはご存知でしょうか。
難しい言い回しですが、日常生活やビジネスの場でも使用することがある言葉です。
また、似た言葉に「肉を切らせて骨を断つ」があります。
今回は、肉を切らせて骨を断つについても解説するので、この機会に「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」について詳しく知っていきましょう。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれの意味とは
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれとは「自分の命をも犠牲にする覚悟があって初めて、窮地を脱して物事を成就させることができるということ。」という意味を持つ言葉です。
何事も捨て身の覚悟で取り組むことで、窮地を脱し活路を見出すことができるという意味で、水の中で溺れかけているときにはもがくほど深みにはまってしまう。
捨て身になり、水の流れに身を任せればいずれ浅瀬に立つことができるという意味が由来となっています。
ちなみに、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の「あれ」とは「あり」の己然形となり、命令形としての「あれ」ではありません。
また、似たことわざに「肉を切らせて骨を断つ」があります。
これは「自分が痛手を受ける代わりに、相手にもそれ以上の打撃を与えること。捨て身で敵に勝つこと。」という意味を持つ言葉です。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれを使った文章・例文
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれというから、誠意と覚悟を見せればこの取引も成功するはずだ。