オンサイト
皆さんは「オンサイト」という言葉をご存知でしょうか。
普段接している分野によっては、目にする機会の少ない言葉なのではと思われます。
この言葉がよく使われる場所としては、大型機械のメーカーなどを挙げることができます。
今回は「オンサイト」という言葉について詳しく解説します。

オンサイトの意味とは
オンサイトとは「現地」「現場」という意味です。
日常で使われる用例としては、「オンサイトサービス」や「オンサイト保守」を挙げることができます。
「オンサイト保守」とは、精密機器などのメーカーが製品のユーザーの元へ出向き、修理や点検などを行うことを言います。
これをサービスとして行うことを「オンサイトサービス」といいます。
それに対して、ユーザーが故障した製品をメーカーに送り、受け取ったメーカーが修理したり代替品を用意したりしたものを送り返すことを「センドバック保守」、サービスとして行うことを「センドバックサービス」といいます。
「オンサイト」の対義語は「オフサイト」なのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
「オフサイト」とは「現場を離れて」という意味であり、ビジネスシーンでは「オフサイトミーティング」などの用例があります。
「オフサイトミーティング」は「現場を離れたところで行う会議」という意味であり、気分のリフレッシュなどの効果を狙ったものです。
もちろん対義語は「オンサイトミーティング」で間違いはないのですが、「現場での会議」はごく普通なのであえて言及されることはない、というだけのことなのです。