エトセトラ
皆さんは「エトセトラ」という言葉をご存知でしょうか。
「etc.」と表記されることもある言葉で、様々な場面で見ることがあります。
今回は「エトセトラ」という言葉について詳しく解説します。
エトセトラの意味とは
エトセトラとは「その他いろいろ。等々。」という意味です。
「etc.」と表記されることが多いです。
もともとはラテン語であり、「et cetera」と綴ります。
この「et cetera」を省略形にしたものが「etc.」です。「et」は「及び」、「cetera」は「残り」という意味です。
日本ではなじみが薄いですが、「&c」という表記もあります。実は「et」を一文字に表した合字が「&」なのです。
日本語で「&」の記号は「アンド」と読みますが、本来は「アンパサント」と読み、「並列結合」を意味する記号です。
「エトセトラ」、つまり「その他」が使われるのは、多くの項目を列挙する場面です。
重要な項目から順番に一つ目、二つ目、三つ目と挙げて行って、最終的に細かな項目が多数残ってしまうという時、「その他多数」すなわち「エトセトラ」としてひとまとめにするわけです。
統計学では多数の事項をいくつかの種類に分類することがありますが、どの分類にも入らない雑多な事項のことを「その他」つまり「エトセトラ」としてまとめることになります。
この「その他」に相当する項目を「バスケット項目」といいます。
エトセトラを使った文章・例
- 彼女はケーキ、パフェ、プリン、エトセトラ、とにかく甘いものが大好きだ。
- 地元には観光地がいろいろある。遊園地や史跡など、エトセトラ。