エッセイ
書き物のジャンルで「エッセイ」という言葉を目にすることや、ワイドショーの出演者の肩書で「エッセイスト」というものがあり、意味が気になることがあると思います。
さらに、似た言葉としてコラムなどもありますが、エッセイとどのように使い分けられているかは知らない人も多いですね。
日本語では随筆と訳される「エッセイ」の意味や英語でのつづり、「コラム」との使い方の違いや例文を紹介します。
エッセイの意味とは
「エッセイ」の意味は「形式を問わずに自由に書かれた散文」「随筆」で、英語では「essay」と書きます。元々はフランスの作家モンテーニュが書いた文学作品「エセー」が散文形式であったことからとられた言葉で、それが日本の散文や随筆を表すものとして使われるようになったのですね。
ここで気になるのが「コラム」との違い。コラムは新聞などの囲み記事や短評欄のことを指します。エッセイは特に掲載場所などを指定しているものではないので、プロだけではなく素人が日常のことを書いたものなどもエッセイと呼ばれますから、性質はだいぶ違いますね。
エッセイはジャンルを指していますが、コラムは掲載される場所の方を主に指しているので、結果としてエッセイとコラムは似たようなジャンルの記事となる場合も多く、混同されることがあるのですね。
エッセイを使った文章・例文
- 彼女が書いているエッセイには、日常の中の細かい洞察に優れたものが多いので面白い。
- エッセイを書こうと思うのであれば、まずは日記を書くことで文章作成に慣れていくことが大切だよ。