メレンゲ
「メレンゲ」という言葉について解説します。
メレンゲ状にします。という風に使われたりする「メレンゲ」という言葉ですが、料理などをしない方には馴染みがない言葉かもしれません。
メレンゲとは?その意味とは?知っている方も知らない方もここで一度整理して理解してみましょう。
メレンゲとは
メレンゲとは「卵の卵白を泡立てたもの」「泡立てた卵白に砂糖や香辛料を加えたもの」になります。
料理やお菓子の飾りに使われたり、お菓子などを焼く際の膨張剤として使われたりします。
主にムースやケーキの生地に混ぜるなどに使われることが多いですが、メレンゲを乾燥させ焼いたお菓子もそう呼びます。
メレンゲの概要
メレンゲという言葉を確認できる最も古い文献は1692年のフランスの料理本です。
メレンゲはスイスのマリンゲンで発見、発明され、18世紀にイタリア人のガスパリーニという料理人によって現在のような形に改良されたとされています。
メレンゲは味だけでなく、食感を良くしたり緩衝材として砂糖を混ぜることによって耐熱性をあげるなどの効果をもたらします。
加えるものや加える砂糖の温度などによって「フレンチメレンゲ」「スイスメレンゲ」「イタリアメレンゲ」などの名称がついています。
メレンゲを使った主なお菓子
- マシュマロ(メレンゲにシロップを加えゼリーで固めたもの)
- シフォンケーキ(絹織物(シフォン)のように軽い食感にするために生地にメレンゲを多く使って焼く)
- マカロン(メレンゲにアーモンドパウダーを混ぜ、焼いた生地でクリームなどを挟んだもの)