ミスディレクションとは
「ミスディレクション」というカタカナ言葉を聞いたことがありますでしょうか?
日本語としても定着しつつあるこのカタカナ言葉、マジシャンのマジックをする際の視線誘導のテクニックとして使われることもあるようです。
この「ミスディレクション」という言葉の本来の意味やほかの使い方などをこちらでご説明します。
ミスディレクションの意味
ミスディレクションとは、もともと【misdirection】という英語から来ています。
英語での本来の意味では
- 「(郵便物などの)宛先間違い」
- 「(道案内などの時に)誤った情報を教える、間違った場所に誘導する」
- 「間違った指示を伝える」
- 「(能力ややる気を)誤った方向に向ける」
マジックでのミスディレクションの使い方は、マジシャンが観客の視線誘導をして別のところに注意を向けさせ、トリックが見破られないようにする技術のことをいいます。巧みな話術や独特な動きで観客のを逸らせ、その間にマジックの重要なトリックを仕掛けるのです。
黒子のバスケという人気漫画がありますが、その主人公の黒子テツヤの特技にも「ミスディレクション」があります。これも相手の視線や注意をそらして、まるでコートの中から消えたように見せるテクニックなのです。
ミスディレクションの使い方・例文
日本語(カタカナ言葉)としてそのまま会話に取り入れる際の例文をご紹介します。
1.君のミスディレクションのせいで道に迷って遅刻してしまったじゃないか。
2.古い友人に手紙を送ったが、ミスディレクションで戻ってきてしまった。