マニア
「マニア」という言葉は、何かに対して尋常ではなく夢中になっている人や圧倒的な知識を持つ人などを指す言葉として日本では一般的に使われていますね。
実は、これは英語での本来の使い方とは異なっているので本来の意味を知っておきたい言葉でもあります。「マニアック」という言葉も併せて知っておきましょう。
また、類語としては「オタク」「フリーク」などという言葉もあります。
この記事では、「マニア」の意味や類語などを解説します。
マニアの意味とは
「マニア」は「ある特定の分野を得意としていて、それに没頭している人」のことです。
歴史マニア、鉄道マニア、プロレスマニアなど、日本には数えきれないほどのマニアが存在しています。
英語での「マニア(mania)」は「熱狂」などの意味で、人を指す言葉ではないため日本で独自に使われてきた言葉と言えるでしょう。
「マニアック(maniac)」も「マニアックな趣味」などの形で一般的に使われますね。こちらは、英語では「狂った人」などの意味があり、よいイメージの言葉ではありません。
類語の「フリーク」は「(何かに)熱狂する人」といったニュアンスで使われます。「オタク」も「マニア」に近いですが、「オタク」はアニメや漫画、SF、PCなどに特化しているところに違いがあります。

マニアの使い方・例文
- 歴史マニアの彼女は全国の戦国大名ゆかりの地を訪ねて歩いている。
- 鉄道マニアは、マニアの中でも人数が多い。
- パソコンマニアが友達にいると心強い。