マジョリティ
「マジョリティ」という言葉について解説します。
皆さんの中には、2016年に発売された欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」という曲名で「マジョリティ」という言葉を知った方も多くいらっしゃるかもしれません。
昨今では、移民やジェンダーの話題で出てくる「マイノリティ」と対になる言葉として認識され始めてきているようですが、
ここでは、マジョリティの意味や使い方、反対語について紹介していきますので、どうぞご覧ください。
マジョリティの意味とは
マジョリティ(majority)とは「多数」「多数派」「過半数」という意味の言葉となっています。
英語の大きいという意味のmajorの形容詞で、立場的に大きいことや、様子を意味しています。

サイレントマジョリティ
欅坂46のデビュー曲タイトルにもなっている「サイレントマジョリティー」という言葉の意味を紹介します。
サイレントマジョリティとは「静かな大衆」「物言わぬ多数派」という意味になります。
この言葉の有名な使用例は、アメリカのニクソン大統領がベトナム戦争に関した演説で使った「グレート・サイレントマジョリティ」で、
反戦運動をしない(サイレントな)多数派は戦争に賛成しているのと同じだ。という論理で用いた詭弁があります。
マジョリティの反対語
マジョリティの反対語は「マイノリティ(minority)」で「少数・少数派」という意味になります。
社会的マイノリティ、性的マイノリティというように使われることが多いようです。
使い方などは「マイノリティ」とは?意味や使い方を解説!を参考にしてください。
マジョリティを使った文章・例文
- サイレントマジョリティの意見を吸い上げるのがマーケティングの肝となっている。
- 小学生の教室の中にも、マジョリティとマイノリティのグループが出来上がっている。