パラレル
「パラレル(parallel)」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
映画やアニメなどでは「パラレルワールド」という言葉はポピュラーに使われますが、日常生活の中ではあまり触れる機会のないこの言葉。
「ファンタジー」と混同されることの多い言葉ですが、意味が異なるため、誤解を生まないためにも違いをしっかりと理解しておきましょう。
そんな「パラレル」について、意味や使い方など詳しくご紹介していきます

パラレルの意味とは
パラレル(parallel)とは、「平行・並列」を意味する言葉です。
スキーでは両足のスキー板を平行にして滑る技術のことをパラレルと呼ぶなど、決して交わらない2つのものを指す言葉であると同時に、2つのものの間に類似があることを指す言葉でもあります。
よく「パラレルワールド」と「ファンタジー世界」が混同されがちですが、現実世界と全く異なるものではなく、共通している部分もありながら、ところどころで差異が見られる世界のことをパラレルワールドと呼びます。
例えばウルトラマンなども、地球を舞台にしつつも、ウルトラマンという存在がいるというわずかな差異によって成り立っている作品で、そうしたものをパラレルと呼びます。
パラレルを使った文章・例文
- 並列で置かれていた2種類のリモコンを見た小学生の息子が、パラレルだと口にして驚いた。
- 彼のカッコよさや才能は、自分とは完全にパラレルな存在で、もはや嫉妬のしようもない。
- 2人の主人公の物語がパラレルに進んでいく展開の妙に、映画が終わってから一人で拍手してしまった。