イニシアチブ
「イニシアチブ」という言葉は、ビジネスシーンをはじめ、スポーツや政治など様々な場面で使われる言葉です。特にビジネスの場面では使用する人が増えてきていますね。「イニシアティブ」と言う場合もあります。
「イニシアチブ」はよく使われる言葉ながら、意味が複数あり使われ方も多様です。正しい使い方を知って有効に使いたい言葉ですね。
この記事では「イニシアチブ」の意味や使い方などを解説します。

イニシアチブの意味とは
「イニシアチブ」の意味は「主導権」「自発的である」「構想」です。元々は英語でinitiativeと書きます。
主に使われるのは「主導権」の意味で、ビジネスシーンなどでイニシアチブを使う場合には特にその傾向があります。例えば、「業界でイニシアチブを握る」と言う時には、業界の主導権を握りトップシェアになることを意味します。
スポーツの試合で「イニシアチブ」を使う場合には、試合を有利に進めるといったニュアンスを含みます。
上記の使い方とは異なる使い方がされるのが、政治用語として使われる場合です。一定の数の有権者の賛同があることで、憲法改正案などを提出できる制度である国民発案のことを「イニシアチブ」と呼びます。
なお、「イニシアティブ」と発音する人もいますが、これは英語のinitiativeの発音に近づけているだけで同じ言葉です。
イニシアチブを使った文章・例文
- 今日の試合は厳しい展開になることが予想されるので早めにイニシアチブを握ってしまいたい。
- 今期こそ、ライバル企業に対してイニシアチブを握って業績をアップさせよう。