ブッチ
「ブッチ」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
「せっかく待ってたのにブッチされた」や「約束していたのにブッチしちゃった」という形で見たり聞いたりする機会が多いのではないでしょうか。
若者言葉の中でもかなりニュアンスが伝わりやすい方で、なおかつ使用される場面も多いことから一気に浸透した言葉です。
ここではそんな「ブッチ」について詳しくご紹介していきます。
ブッチの意味とは
ブッチとは、「突然連絡を絶つこと」あるいは「予定を守らないこと」を意味します。
予定時間になって突然キャンセルすることを指す「ドタキャン」と近い意味合いで使われますが、ブッチの方は例え直前でなくても、ある時点から全く連絡が取れなくなったり、姿を見せなくなることを指すため、より多くの場面で使われる言葉です。
このため良い意味で使われることはほとんどなく、大抵は悪い意味、悪い行いに対して用いられます。
ぶっちぎるや、紐などを切るときのブチっという擬音から、約束や繋がりを切るという意味でブッチとなったとされています。
「ブッチする」や「ブッチした」のように、後ろに「した」「する」などを付けて使われます。

ブッチを使った文章・例文
- 約束をドタキャンするだけならまだしも、あれから完全に連絡をブッチされてしまった。
- 新人のバイトが初日が終わってからいきなりブッチしてしまい、店長はカンカンに怒っていた。
- あんまり好みのタイプではなかった男子からのデートの誘いをブッチしたと話したら、周りにドン引きされてしまった。