キチガイ
「キチガイ」という言葉はインターネットスラングとしてよく使われる言葉です。日常会話でも若者が使っているのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
テレビ放送などでは放送禁止用語になっている言葉ですが、ネットのやり取りでは見かけることも多いのでどういった意味なのかを知っておきたいですね。
この記事では「キチガイ」の意味や使い方などを解説します。

キチガイの意味とは
「キチガイ」は、元々は漢字の「気違い」「気狂い」を語源にしています。「気違い」「気狂い」は両方とも「きちがい」と読み、読んで字の通り「発狂した人や言動が常軌を逸した人のこと」を指します。
ただし、現在ネットスラングとして使われている「キチガイ」は当初のニュアンスとは多少異なります。
「少し変わった人のことや、何かに異常に没頭している人のこと」を「キチガイ」という場合もあり、必ずしも悪い意味ではないこともあります。なお、ネットスラングでは当て字で「基地外」などとすることもありますね。
なお、「きちがい(気違い・気狂い)」は精神障害者などへの蔑称として使われてきた側面もあるため、テレビ放送などでは放送禁止用語となっています。うっかり出演者が使ってしまい、アナウンサーが謝罪することなども過去にありました。
放送禁止用語にはなっていますが、日常会話やインターネットスラングとして使う分には制限されていません。ただし、かなり強い言葉なので人を傷つける可能性が大きいため、使用する場面には大いに気をつけた方がよいでしょう。