目次
アンケート
一度は誰しも「アンケート」に回答したことはあるのではないでしょうか。
- 学校のアンケート
- 何かの商品に対するアンケート
- 国勢調査

アンケートの意味とは?
アンケートはフランス語が由来でスペルは「enquete」です。
「質問調査」を意味します。定義としては「多くの人に同じ質問を出して回答を求める調査法」で、つまりは質問が記載されたアンケート用紙を使って、複数の人に同じ質問を行いデータを収集する調査の事となります。
英語ではサーベイ(survey)が同じ意味の言葉となります。
WEB上で行うアンケート
従来は用紙でアンケートを収集する方法でしたが、最近ではWEB上でアンケートを行う方法も登場しています。
パソコンやスマホでアンケートに回答できる手軽さも理由としてありますが、他にもアンケートの情報もパソコンに入力しデータベース化する企業が多いため最初からWEBでアンケートを実施して自動的にデータベースに反映する形とすれば「データ入力」の手間が省けるので時短になるという理由もあります。
アンケートの目的
例えば顧客満足度調査であればサービスや商品の改善に活かす目的があるはずです。政治・選挙のアンケートであれば得票率の改善などが目的かもしれません。つまりアンケートを行う目的はそれぞれ異なりますが、何かを改善したいという意図のもとに行うことが多いです。
国勢調査には回答義務がある?
全国民対象の国勢調査のアンケートに回答するのは義務なのでしょうか?
実は統計法という法律で国勢調査への回答は義務付けられています。義務付けられているので当然回答しないと罰則があります。
(ただし罰則が課されたという人はいないようです)
アンケートと調査の違い
調査は物事の実態や動向などを明確にするために調べる事を意味します。つまりアンケートは質問ありきのものでしたが、「調査」はその手段は質問だけではなく他のやり方を含みます。
アンケートの質問の形式
選択形式
「A. 非常に良い」「B.普通」「C.悪い」など3択、4択などの複数の選択肢から回答させる種類のアンケートがあります。
このやり方は質問を自由形式にするよりもユーザーの意見を明確化できる点や自由形式よりも回答者側の負担も減るなどのメリットがあります。
また点数化することも用意で、その数値によりグラフでまとめられたり、全体の傾向をつかみやすいといった特徴もあります。
自由記入形式
「サービスへの意見をお願いします。」など回答者に自由に意見を記入させるタイプのアンケートもあります。選択式よりも回答者の時間を取る分負担はかかりますが、多種多様な回答が得られ企業が見落としがちな改善点などを得られる可能性があります。
アンケートの種類
アンケートの種類は様々なやり方があります。どのやり方を選択するかはサービス・商品の性質や回答者側の負担を考えた上で選択する必要があります。
いくつかアンケートの種類をご紹介します。
WEBアンケート
WEBページ上にアンケートフォームを設け、パソコンやスマートフォンを使って回答をしてもらう方法。
インタビュー
オフラインまたはオンラインで実際に対話しながら行うインタビュー調査。
グループインタビュー(座談会)
対象者を集め複数人で行うグループインタビュー。複数人で行うため参加者同士の相互作用が期待できる。
ホームユーステスト
自宅で商品・サービスを実際に使って試してもらい、アンケートに答えてもらうやり方。
日記形式
特定のテーマに関して、毎日記録をとってもらうやり方。
アンケートは記名式?無記名?
アンケートでは記名なのか無記名なのかという決まりはありません。
ただやはり無記名の方が回答者の正直な意見を得られやすい傾向はあるかと思います。
アンケートを使った例文・使い方
- 学校のアンケートに回答する
- アンケート用紙に記入する