もろ
皆さんは、「もろ」という言葉をご存知でしょうか。
「もろに受ける」「もろ好み」などの言葉で耳したことのある方がほとんどだと思います。
この記事では、「もろ」の使い方・例文を解説させていただきます。

もろの意味とは
「もろ」とは、「全面的、まともに」や「両方」「多くの」「ありのまま、そのまま」という意味です。
漢字で書くと「諸(もろ)」となります。
攻撃を受けた時など、「もろに受ける」という言い方で目にしたことのある方も多いと思います。
これは「まともに受けてしまった」という意味です。まともに攻撃を受けてしまったので、当然ダメージも大きく、スポーツであれば点差も開くなどの状況になります。
また、「諸に」と漢字表記することもあります。「諸」という字には「両方」「多くの」という意味があります。
その為、「諸に受ける」という使い方はあまりしません。「諸手(もろて)」など、「両方」という意味で使う場合は漢字で表記します。
「もろ好み」など「ありのまま、そのまま」という意味で使うこともあります。もろ好みとは、相手が自分の好みにピッタリそのまま合致するという意味です。
また、「もろ」という言葉で「もろきゅう」を連想する方もいますが、もろきゅうとはもろみ味噌をきゅうりに付けて食べる料理の事です。
もろの使い方・例文
ここで、「もろ」を使った例文をご紹介します。
1.あの子、すっごくカワイイ上に誰にでも優しいしもろ好みなんだ。
2.飛んで来たボールをもろに頭に受けてケガをしてしまった。