寂寥感
「寂寥感(せきりょうかん)」という言葉は日常会話の中で使われる機会はほとんどないので、今回初めて目にした人も多いかもしれません。
また、使用頻度の少ない漢字が使われているので、読めても書けない人が多いのではないでしょうか。
「寂寥感」は生活の中で使われることは少ないものの、文学などではよく使われる言葉でもあります。
目にした時に戸惑わないようにこの機会に正確な意味を知っておいてくださいね。
この記事では「寂寥感」の意味や使い方、読み方などを解説します。
寂寥感の意味とは
「寂寥感」の読み方は「せきりょうかん」です。
そのまま読もうとしても読めない読み方なので、覚えておいてくださいね。
「寂寥感」の意味は「寂しい」「わびしい」です。
「寂」の字が入っていることからもわかるとおり、物寂しい様子などを表している言葉です。
「寂寥感」は類語が多い言葉でもあります。
「むなしい」「わびしい」「さびしい」「物悲しい」などの言葉は近い意味を持っています。
「寂寥感」はただ単に孤独な様子というよりは、なぜだが理由もなく寂しく感じている場面などを表現するのに使われる機会が多いでしょう。
寂寥感の使い方・例文
- 長いこと付き合った彼氏が私のもとを去って行った後、寂寥感に襲われた私はどうしようもなくて北海道に旅することにした。
- 長期休暇を取って島に遊びにきたものの、一人だからただただ寂寥感に襲われて帰りたいと思ってしまった。
- 両親が他界した後の寂寥感は、とてもじゃないが耐えられるレベルではなかった。