「是非に及ばず」とは?意味や使い方を解説!

「是非に及ばず」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「是非に及ばず」について解説します。

目次

  1. 是非に及ばず
  2. 是非に及ばずの意味とは
  3. 是非に及ばずを使った文章・例文

是非に及ばず

皆さんは「是非に及ばず」という言葉をご存知でしょうか。
本来は善悪を論じてもしょうがない、というような意味ですが、ある武将の放ったひとこととしてあまりに有名ですね。

今回は「是非に及ばずという言葉について詳しく解説します。

是非に及ばずの意味とは

是非に及ばずとは「善悪を論じていてもどうしようもない。やむを得ない。」という意味です。
つまり正確には「是非を論ずるに及ばず」となります。
「是非もなし」という言い方もありますが、意味は同じです。

本能寺の変で明智光秀に謀反を起こされた際に、織田信長が言い放ったひとこととして有名です。
わずかな人数の供を連れて本能寺に宿泊中の信長が、真夜中に周囲を包囲されて突然の襲撃に見舞われます。
突然たたき起こされれば戦火が上がっており、わけが分からず混乱する信長に、小姓の森蘭丸が状況を報告しに来ます。
「敵は明智光秀!謀反です!」
その言葉に対して信長が返したのが
「是非に及ばず!」
でした。

突然の臣下の裏切りで絶体絶命の状況という大混乱の中、信長が放ったこの一言はあまりにも有名です。
この言葉に対しての解釈はいろいろあるかと思いますが、この後信長は生き延びるため反撃に出ようとします。
供も武装も不十分な中奮戦したが、力及ばず自害、というのが通説です。
このことから、信長が発した「是非に及ばず」とは、「迷っている場合ではない」「わけがわからないけれどとにかく反撃しなければ」という意味ではないかと思います。

信長は八方ふさがりのどうしようもない状況で、臣下である光秀の裏切りと聞かされて混乱したでしょう。しかしその混乱を振り切って応戦に転じるという、状況を打破しようという強い決意が込められた言葉が「是非に及ばず」ではないかと思います。

皆さんも迷いを振り切ってなさねばならないことに直面したら、自分への檄を飛ばす意味で使ってみてはどうでしょうか。

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是非に及ばずを使った文章・例文

  1. 彼のルール違反に対しての罰則は、かわいそうだがやむを得ない。是非に及ばずだ。
  2. 是非に及ばずとは穏やかじゃないな。ちゃんと話し合って判断してほしい。

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