ラブゲーム
皆さんは「ラブゲーム」という言葉をご存知でしょうか。
「love game」という響きから恋の駆け引きが連想されますが、実際はスポーツ用語なんですよ。
今回は「ラブゲーム」という言葉について詳しく解説します。

ラブゲームの意味とは
ラブゲームとは「テニスやバドミントンで、一方が無得点で終わったゲーム」という意味です。
英語では「love game」と綴ります。
テニスやバドミントンなど一部の球技では、0点のことを「ラブ」と呼びます。
たとえば、15対0のことは「フィフティーン・ラブ」と読みます。
そこから、対戦者の片方が無得点、つまり0点で終わることを「ラブゲーム」というのです。
一部の種目には、「ラブゲームはマナー違反である」という不文律があったようです。
そうなりそうな場合は勝っている選手がわざと1回ミスをするようですが、これをフェアプレーと取るか、全力で勝ちに行くべきスポーツの精神に反すると取るかは人によります。
似た意味の言葉に「ワンサイドゲーム」がありますが、これは「一方が他方を圧倒して終わる試合」という意味です。
つまり、負けた側が0点であるとは限らないのです。最終的なスコアが「20-1」だったとしても、十分にワンサイドゲームと呼べる試合でしょう。
俗に、恋の駆け引きのことを「ラブゲーム」ということもあります。
恋愛を扱ったドラマや漫画、歌のタイトルにもよく使われる言葉です。
ラブゲームを使った文章・例文
- 先輩と対戦したテニスの試合ではラブゲームに終わった。
- 強者が集まる世界大会で、まさかラブゲームが見られるとは。