刺々しい
「刺々しい」という言葉について解説します。
「あの人は根は良い人なんだけど言い方が刺々しいんだよなぁ」なんてセリフ一度くらい見聞きしたことはないでしょうか。
もしかしたらみなさんの周りにもこんな感じの方がいらっしゃるかもしれませんが、そんな風に使われるこの「刺々しい」という言葉。
しっかりと意味や使い方を押さえずに間違った使い方をすると、その場を気まずくさせてしまうこともある言葉なので、ここで一度きちんと整理してみましょう。
ぜひ最後までご覧いただき、きちんと把握してみてください。

刺々しい(とげとげしい)の意味とは
刺々しい(とげとげしい)とは「とげ立っている、みるからにとげのようである」「態度や言葉遣いにとげがある。つっけんどんである」といった意味をもつ言葉となっています。
刺々しく感じるものは人それぞれですが、さきほど出た言い方が刺々しいといった場合の意味は、「言い方がきつい」といった感じになります。
見るからに棘のような物に対しても刺々しいと使いますが、見聞きする機会が多いのは人に対して使う場合かもしれません。
あまり良い意味で使わないので、人に対して使う場合は不要なトラブルを避けるためにも注意して使うようにしてください。
刺々しいの使い方・例文
- 旦那が家の中で刺々しい雰囲気になっているのは、会社の配置転換が関係している気がする。
- おっとりした雰囲気だった彼は、就職してから妙に刺々しい物言いをするようになった。
- そんな言い方をしたらせっかくの楽しい場が刺々しくなっちゃうんだから、やめようよ。