ガサ入れ
「ガサ入れ」という言葉について解説します。
テレビドラマ(特に刑事もの)やバラエティ番組などで、みなさんも一度は見聞きしたことがある言葉だと思います。
あまり自分でこの言葉を使うシチュエーションはないかもしれないので、きちんとした意味や使い方はよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、そんな「ガサ入れ」という言葉について意味や使い方、語源・例文を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、しっかり整理・理解してみてください。
ガサ入れの意味とは
ガサ入れとは「警察の隠語で家宅捜索のこと」を意味する言葉となっています。
警察が使う隠語ではありますが、一般の人が使う場合は「(携帯電話や部屋など)プライベートに踏み込んで調べる」といった意味で使われています。
刑事が「ガサ入れする」と言った場合は「家宅捜索する」という意味になり、一般人が使う場合は「相手の秘密を調べる・暴こうとする」といった意味になります。
ガサ入れの語源
ガサ入れの語源は、「捜す(さがす)」の倒語(※)に、「入れ」を組み合わせたことからきています。
警察で使われる「家宅捜索」の業界用語、隠語として使われていたものが、ドラマなどを通して一般にも広まったと言われています。
※倒語とは寿司をしーすーと言ったりするような前後をひっくり返した言葉。
ガサ入れの使い方・例文
- 彼に直接聞いてもしらばっくれるだけだから、彼の仕事中にガサ入れすることに決めた。
- 近く、日本一の歓楽街で大規模なガサ入れがあると噂になっている。