素行
「素行(そこう)」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
「素行に問題はない」や「素行不良の生徒が多い」といった使い方がされ、日常生活やビジネスシーンでも用いられ、ニュースでも登場することも多いため、意味を知っていると便利な言葉になります。
ここではそんな「素行」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。
素行の意味とは
素行(そこう)とは、「普段からの行い」のことや「普段見せる品格」のことを意味します。
その人物が普段から見せている言動や振る舞いなどを指す言葉で、「素行が良い人物」とは常識的で好感が持てる振る舞いをする人物のことで、逆に「素行が悪い人物」は、普段の行いが悪い人物のことを指します。
また、気品があることや、品の無い行いをすることなども意味します。
あくまでもその人物の行動などの外面的な部分を言い表す言葉であって、性格などの内面的なことを言い表す言葉ではありません。
類語には、動きや立ち振る舞いを意味する「所作(しょさ)」や、生まれつきの性格や品格などを意味する「身状(みじょう)」などが挙げられます。

素行の使い方・例文
- 娘の素行が良いと評判になっていると聞き、父親は鼻高々だ。
- 素晴らしい能力を持った選手だが、コートの外での素行に大きな問題があるらしく、監督も起用を渋っている。
- 会社内での素行こそ良いものの、裏では色々としでかしている。
- 多少の素行不良なぐらいなら、笑って許してやるぐらいの度量も必要だ。