クーポン
「クーポン」という言葉について解説します。
お得なクーポン、クーポン券など、最近では日常的に目にする言葉だと思います。
しかし「クーポン」とはどんな意味の言葉で元々は何語か?などの語源までご存知の方は多くはないのではないでしょうか。
英語や、チケットとクーポンの違いなども交えてしっかりと把握してみましょう。
クーポンの意味とは
一般的に現代では、クーポンとは「切り離しが可能な券」という意味で使われています。
割引券や金券のことを表すことが多いです。
投資信託など金融用語としてのクーポンといった場合、利息支払いの為の利札のことになります。
どちらにしても切り離して使うものを指しています。
クーポンの語源
クーポンの語源はフランス語で「切り取る」という意味の「couper」からきています。
その意味から切り取って使う紙を表すようになり、割引券や優待券といったもののことを指して「coupon(クーポン)」と使われるようになりました。
英語でも表記は「coupon」となり、回数券や申し込み券などの意味も持ちます。
クーポンとチケットの違い
クーポンとチケットの大きな違いは語源から考えると分かり易いですが、「切り離して使う割引券」と「券そのもの」という違いになります。
チケットは入場券、乗車券、切符など券のことを指しますので、割引や切り離すという意味を持っていません。
本来クーポンには券の意味も含まれているのですが、日本では「クーポン券」という独特な言い方をする場合もあります。
最近では切り取る必要のないスマホの画面を見せるだけのクーポンなどがあるので、時代や形とともに変化していく言葉かもしれません。