「まばゆい」とは?意味や使い方を解説!

「まばゆい」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「まばゆい」について解説します。

目次

  1. まばゆい
  2. まばゆいの意味とは
  3. まばゆいの使い方・例文

まばゆい

まばゆい」という言葉を漢字に直すと、どう書くかお分かりですか?

正解は「眩い」です。「眩い光」などのように、小説の文章や歌詞などでよく見かける言葉ですね。

しかし、たまに「眩ゆい」としてしまっている人を見かけます。なぜこのような間違いが起こるのでしょうか?

今回は「まばゆい」という言葉について詳しく解説します。

まばゆいの意味とは

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まばゆいとは「目を開けていられないほど光が強い」「光り輝いているように見えるほど美しい」という意味です。

漢字で書くと「眩い」となります。「眩ゆい」ではないので、注意が必要です。

古典では「まばゆし」で「恥ずかしい、照れくさい」「顔を背けたいほど不快である」という意味にも使われています。
いずれの意味でも、「対象にまともに相対することができない」という状況であることが分かります。

もともとの表記は「目映ゆし」だったと思われます。
「映ゆし(はゆし)」は「きまりが悪い、照れくさい、恥ずかしい」という意味の言葉で、「目」をつけることで「恥ずかしくてまともに見ることができない」という意味になったと思われます。

時代が下って「映ゆし」をいう表現が廃れてきたことで、「目がくらむ、めまいがする」という意味の「眩」という字を当てて「眩い」としたと思われます。
「眩ゆい」とならなかったのは「まばゆ」までが活用しない語幹だからというのが理由です。

逆に、「映ゆし」は「はゆ」までが語幹ですが、送り仮名は「ゆい」です。
これは「映」の字の「映える」という読み方から派生させて「映ゆし」としたのではないかと思われます。
「映ゆし」は現代語にも「面映ゆい」という言葉に残っています。

まばゆいの使い方・例文

  1. 暗い室内から外に出たら、眩い光に思わず目がくらんだ。
  2. ランウェイを歩く彼女は、まばゆいばかりに輝いているように見えた。

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