陰湿
「陰湿(いんしつ)」という言葉の意味や使い方について解説します。
よく「陰湿ないじめ」や「陰湿な人」といった使い方をしますが、皆さんは聞いたことがあるでしょうか。
一般的に使用されることが多いのは、悪い意味なので使う際には注意が必要です。
また、似た言葉に「陰険」があります。
今回は、この「陰険」についても解説するので、この機会に「陰険」について詳しく知っていきましょう。

陰湿の意味とは
陰湿(いんしつ)という言葉の意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は「日が当たらずに、暗くてじめじめとしている様子。」という意味になります。
使い方としては、「この土壌は陰湿だ。」といった表現になります。
続いて2つ目は「陰気な性格や事柄。それによって晴れ晴れとした気分にさせない様子。」という意味になります。
使い方としては「陰湿ないじめが横行している。」や「陰湿な人は嫌われる。」といった表現になります。
一般的に、2つ目の意味として使用されることが多いです。
また、陰湿と似た言葉に「陰険」があります。
陰険とは「表向きは良いように装いながら、裏では悪意を秘めているさま。意地悪そうなようす。」という意味になります。
使い方としては、「陰険な目つきをしている」といった表現になり、陰湿と似ていますが、細かいニュアンスが異なるため、注意しましょう。
陰湿の使い方・例文
- あの子は、先生からの評判は良いが、裏では陰湿ないじめをしているので付き合わない方が良い。