徳を積む
皆さんは、「徳を積む(とくをつむ)」という言葉をご存知でしょうか。
仏教の教えの一つですが、あまり使われない言葉なので意味を知らない方も多くいらっしゃると思います。
この記事では、「徳を積む」の意味を解説させていただきます。
徳を積むの意味とは
「徳を積む(とくをつむ)」とは、「自分の幸福の為に日々善行を行うこと」「日々善行を行い、不徳を許してもらおうとする」という意味です。
本来は仏教の教えの一つで、日々善行を心がけ小さな不徳を許してもらったり、自分の幸福を願う為のことを言います。人知れず良い行いをしながら生きていれば、天がそれを見て幸福を授けてくれるという教えです。
しかし、最近では徳を積むという言葉の意味も大きく変わり、ソーシャルゲームなどの用語の一つとなりました。ソーシャルゲームのガチャなどで、欲しいキャラクターを引き当てられるように、と願いながら日々善行を積んで生きることという意味で使われています。
課金をしても欲しいキャラクターが引けない人もいれば、すぐに引き当てる人もいます。そのような運の差を指して、「あの人は徳を積んでいるから引けた」「私は徳が足りないから引けなかった」などの表現で使われています。

徳を積むを使った文章・例文
ここで、「徳を積む(とくをつむ)」を使った例文をご紹介します。
1.毎日少しずつ徳を積めば、いつか必ず良いことが起こると信じている。
2.あの人がいつもラッキーなのは、人知れず徳を積んでいるからに違いない。